夫が依存症&借金があることを知った妻の本音

依存症

たとえば、幼子をほぼワンオペで育て、

孫ができたとたん豹変した義両親との距離に悩む日々。

 

そんな中で借金があることを知らされ、

依存症で一生治らない病気になったなんて聞いたら

仏様のような御心を持った人しか

「辛かったね、伝えてくれてありがとう」とは

言えないのではないのでしょうか。

 

すぅーと冷めるか、怒るという反応をする人が多いと思います。

(ここで「ありがとう」と言えた人でも、

数日後に黙って家を出て

離婚届がそっと送られてきた恐怖体験を聞いたことがあります)

 

どんなことを感じたって、あなたの自由なんだよ、

感じ方にまで無理しなくていいんだよ、ということが言いたくて

ここに罵詈雑言をつらつら書きました。

 

 

 

夫が依存症&借金があることを知った妻の本音

・何より妻が許せなかったもの

今思えば夫も自身が描いていた

「しっかり稼げるお父さん」になれず辛かったのかもしれないが、

私も私なりに一生懸命やっていたつもりだった。

育児・家事をして、夜泣きも対応して、復職して、

初孫誕生により豹変した義両親あしらいをして。

それなのに夫は嘘ついて一人パチンコへ行って、

お金を好き放題使って。

私は自分より楽している夫に殺意を抱いていた。

言い争いを子どもに見せるのも嫌だったけど、

言い出すと止まらない自分が嫌だった。

予定や教育方針を擦り合わせできない

「無関心」ぶりに耐えられなかった。

・気付けば涙

 

「借金がある、俺はギャンブル依存症なんだ」と告白されてから、

思考回路が停止し、ぼーっとしていつの間にか泣いている
ということがしばしばあった。

 

「子どもがいなかったら、離婚して新しい人生歩めたのかな…」

「思いっきり泣きたいのに、子どもの世話をしなきゃいけない」

「あなたたちの息子が借金して裏切っていたのに、
なぜ義両親に『ありがとうございます』と言わなきゃいけないのか」

 

 

 

・夫は宇宙人

 

そんな負の感情を抱えている私の横で

いつも通りの生活を送る夫。(多少気まずそうにはしているが)

売り言葉に買い言葉で出た「離婚しよう」という言葉。

 

夫に「離婚するなら自殺する、親にいうなら失踪する」と言われ絶句した。

 

夫が宇宙人にしか見えなかった。

 

 

 

・覚悟

教育資金に不安があり、支配される実家に帰るのが嫌なら
ここで生きなければならないが、自殺するなんて言われたら…

本当にそれでいいのか?

書物を読み漁り、覚悟を決める。

そして夫の前にすべての文献を平積みし、

「あなたが変わらずこのまま一緒に生活すれば、

私と子どもの人生が壊れます、離婚してください」と告げた。

すると夫は「依存症の治療を始める」と言った。

最初は信じられなかったけれど、

自分でも調べ出したようだった。

そして、お互いの知識をする合わせて治療策を模索する。

あとで知るが、これは「インタベンション(介入)」といい、

自分で選んで治療の道に進むのによい方法だった。

・イネイブリング連発

すぐには変わらないことは頭ではわかっていたけども、

行動が遅すぎて爆発したり、

急激な締め付けで夫も爆発してケンカになったり、

離婚をだしに言い争いが多かった。

「今後の人生は贖罪のためにあると思え」と言ったこともある。

いや、このころは夫を奴隷だとさえ思っていた節は否定しない

これはイネーブリングというやってはいけない行為だったのだが、

んなこたー知る由もない。

・変化

そうして 1 カ月が過ぎるころにはケンカが減ってきて、

借金のメドもたって、GA に行くようになって、

2~3カ月が過ぎるころにはケンカが月1回程度になり、

半年が経つころにはほとんどケンカをしなくなった

それから私は友人に会おうと思ったり、

新しく習い事を始めてみたり、

夫とふつうに会話できるようになったり、

少しずつ、うまく笑えるようになってきた

それで2人目を妊娠した。

子どものために一応離婚協議書を作成した。

しかし幸せな日々はそう長くは続かず、2 年後夫のスリップが発覚した。

・スリップ

※「スリップ」とは再度依存行動を始めてしまうこと。

またも借金をして、家から嘘をついて引き出し、親・兄に借りていた

1 回目と同じだった。

自白直前は私とコミュニケーションをあまり取らなかったこと、

嘘がバレるのが嫌だったのだろう。

あとからよくよく考えみれば「おかしい」と思うものの、

そのときは「おかしい」と強く思えない、よくあるエピソード。

聞けば「部下に奢れない、得意先と高級クラブにも付き合えない」と

金銭的な理由から1回くらいはパチンコに行っても大丈夫、

1回でやめられると銀座でアポの合間に入店したと。

「どうして相談してくれなかったのか」と問うと、

「ただでさえ借金で負い目があるのに相談なんかできないし、

相談してもダメと言われると思って」と言われた。

続けて、今度は夫から

「俺は家族の負担になる。離婚協議書の内容で離婚してほしい」と言われた。

私は「わかった」と言うしかなかった。

・離婚条件

離婚の流れはこうだった。

夫が家を1カ月以内に出る。

離婚協議書では家は売却しそれぞれ折半して別居しよう

とのことだったが、夫がやはり子どもの生活水準を下げたくない、

支払いは自分がするからこのまま3人で住み続けてほしいと言う。

離婚してローンを払う人と住民が異なると

銀行側で NG が出る可能性があるらしく、

そうなったらまた別の策を考えようとも。

今回は夫がかなり調べ上げて話し合いに臨んでいるのが伺えた。

それほど本気なのだというのが伝わってきた。

家賃と合わせて養育費も支払うが

児童扶養手当、住宅手当、国民年金、国民健康保険の免除、

保育園の保育料免除(減額)、上下水道の減額、

交通機関の割引が受けられるようだから、

それを合わせて計算して、一番多くもらえる選択をしてほしいとも。

夫からのお願いは、

子どもが拒まないなら面会は自由にさせてほしいとのこと。

保育園の行事にも顔を出させてほしいこと。

泣きながら2人で今後のことを話した。

・親への報告

そして離婚の話がまとまると「決定事項の報告」として

お互いの両親に電話をかけた。

すると猛反対を喰らう。

実父母「子どもが2人もいるのだから考え直しなさい!」

義父は翌朝飛んできて、「息子が迷惑をかけて申し訳ない。でも孫がかわいそうだから離婚は考え直してほしい」と頭を下げられた。

精神的に未熟な私は「まさしさんにもうお金貸さないでもらえます?

いくら私がお金の管理をしようが、治療をしようが、

一切がムダになるんですよ」と義父に八つ当たりをする。

・「依存症」とは何者?

その後も両親からの電話や訪問による離婚阻止は続く中、

私は依存症について再度調べ始めた。

何がいけなかったのか。

治療も進め、夫として、父親としては問題はなかったのに。

すると、夫の治療方法を間違えたのではなく、

依存行動を再開ししまう「スリップ」という現象はよくあること、

スリップは「底つき体験」をしないと何度でもする可能性があること、

そして怒る、細かくせっつく、離婚と脅すなど「イネイブリング」という

やっていはいけない行動が存在することを知った。

愕然とした。

間違った治療法をしていたのは私だった

何をすれば「底つき体験」なのか、

どうすれば幸せになれるのか、

子どもたちが不自由なく暮らせるのか、

答えを探さなければならない。

家事・育児も積極的にしてくれる夫、

稼ぎに満足している夫、

ただパチンコに依存していた夫。

どうすればいいか…困っちゃうよね~。

「離婚はいつでもできる」と考え抜いた結果、

「別居」を提案した

・自立

クララも自立!『アルプスの少女ハイジ』より

アルコール依存症の世話をしないにヒントを得て、

お互い「自立」してみようと。

義父も交えて治療法やお金の管理法の見直しを図り、

そして怒らない、急かさない。夫が言い出すまで待つように

すると、1カ月もしないうちに生活は落ち着いた。

それから私は「共依存」だったことを認識した。

なんとなくはそうかなとは思っていたが、

親から影響を受けた共依存だった。

そしてお互いに「依存」「共依存」を手放したら

自分らしく楽になれた

このまま平和な日々がいつまで続くかはわからないけど、

スリップの日に怯えて生活をするのも嫌だ。

今の夫は家族の奴隷でもなく、

贖罪のために生きているのでもない。

嘘をつく必要もなく、とてもリラックスして見える

また、私は家族はいるけど、私は母でもなく、妻でもなく、

私個人の人生を楽しむことに決めたら楽になって、景色が美しく感じた

今はこの景色がいつまでも美しく見えるように願う。

【カンボジア】アンコールワット-写真ACより

・まとめ

いかがでしたでしょうか?

妻のエグイところ、ガンガン出てましたね汗。

過去は変わらない。でも過去に足枷をつける必要もない。

過去より日常の些細な出来事を大事に

今幸せになることを最優先に生きたいと思います。

夫の所見

・結婚・妊娠前後で「自分が大黒柱に」と稼ぎ→ギャンブルに走るパターンは多いかも
・「離婚するなら自殺する、親にいうなら失踪する」という夫は間違いなく宇宙人
・借金が嵩むと、嘘がバレるのを嫌いコミュニケーションを取らなくなる

妻の所見

・自分より楽している夫が許せない→共依存
・思考回路はしばしば停止する
・夫の人生は贖罪のためにあると思っている→共依存
・夫を奴隷だ思っている→共依存
・借金があっても離婚は反対される謎
・義父にも当たり散らす
・スリップの一因は「イネイブリング」という妻の問題行動にあり

今、これを読んでいたあなたも

一回でもふっと笑ったならもう心は回復したがっているはずです。

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