ギャンブルをやめさせる7つの方法

依存症

「ギャンブル依存症は自分の意思ではやめられない」「一人ではギャンブルをやめられないから家族の支えが必要」などと言われていますが、家族が苦しいと感じるほど責任を抱える必要はありません。

 

必要なお金だけは守って、本人を見守る・見放す「タフ・ラブ」のスタンスでいましょう。

ギャンブル依存症は本人の問題なので、本人にまかせるのです。

 

 

家族だからといって、あなたが他人を変えることはできませんから、

・支配やコントロール

・世話焼き

・自己陶酔

・ムダな慈悲

はしないに限ります。

 

 

また「られた」「された」の悲劇のヒロインも卒業し、自分を大事にすることが一番です! 趣味を楽しんだり、のんびり過ごしたり、ギャマノンへ行ったり、セルフケアを優先させましょう。

 

 

皆がから、家族としてできるギャンブルをやめさせる方法をご紹介します。

 

「一つだけやってみよう」ではなく、なるべく多くを実践し、「時間なし」「お金なし」のギャンブルができない「システム」を作ってしまえば、ご家族は長くギャンブルをやめられるのではないかと思います。

ギャンブルをしたいという衝動を感じにくくなるまで、自分と真摯に向き合い回復すれば、依存症だと特に意識でずともふつうに生活できるようになってくると思います。

 

 

ギャンブルをやめさせる7つの方法

【1】カムアウト

 

家族や親に「自分は依存症なのだ、借金がある」と言うのは本人にとって、とても怖いことだと思います。

 

ただ一言ですが、怖がる理由は家族が自分の元を去ってしまうかも、親に失望されるからと思い込んでいて、結局は一人になるのが怖いからだと思います。

 

でも、依存症でない、相手を尊重し自分を信じられる人は、恐怖や失望、反対、別れというデメリットを背負ってでも自己開示や意思表示をしています。

 

どういう反応・結果になるかは相手の選択に委ね、少しでも成功率が高くなるよう、しっかりとシチュエーション、言葉選び、資料、プレゼン方法などを工夫しているはずです。

 

告白するとき、提案するとき、子どもに言い聞かせるとき、仕事のプレゼンなど…あなたも何かしら経験があるはずです。

 

 

 

相手の行動を決めつけ、自分は信用されていないと嘆きながら、実は相手を信用していないのは本人なのです。

 

ですから、嘘をついたり、一人で金策をしてギャンブル依存症や借金のことをひた隠しにするのです。家族としては一人で行動されるより、相談してくれた方がずっっっっっとうれしいのに。

 

カムアウトさせるには、一番身近な人であるあなたがやるべきことは、「ふだんから話しやすいような態度でいる」ことが近道です(無理のない範囲で大丈夫です)。

 

 

 

 

 
 

【2】お金の管理をまかせてもらおう

 

 

お金関係は全て預けてもらいましょう。

 

■通帳・カード

まとまったお金を本人が手にできない環境をつくりましょう。

 

生活に最低限必要な金額を渡すようにし、可能であれば現金ではなく電子マネーに。そして純粋なポイントカード以外のクレジットカードなどは破棄しましょう。

 

 

 

■給与明細

最近は身分証がなくても給与明細のみでも取引してくれる金融業者も多いので、明細も持ち歩かせない、開封させない。

 

Web公開ならあなたのアドレスにお知らせがくるようにしてもらいましょう。
(アドレスなんて誰の物かわかりませんから、不思議がられる心配はないです)

 

 

■お金の動きを把握

スマホのキャリア決済を悪用すれば、何かを購入→転売→現金化→ギャンブルも可能。

また公営ギャンブルだとスマホ一つで借入→振込→移管→ギャンブルも可能。

 

なので、記帳やアプリですぐお金の動きを確認できるシステムを構築し、金策する時間を稼がせないようにしておきましょう。

 

 

 

 

 

【3】ギャンブル情報を遠ざけよう

本人にとってギャンブルをやめられない原因となる情報をできる限り遮断しましょう。

 

・ギャンブルに関するアプリやメール配信を止めさせる

・パチンコ店の前を通らないルートで通勤させる

・雑誌売り場を見ないように、本はネットで買う

・ネットで検索しないように、検索履歴を消す

・ギャンブル好きな人とは距離をおいて付き合ってもらう

・利用停止申請書を書かせる(競艇など)

 

遠ざけ、回復しているうちに、意識しなくなる人もいます。

 

 

 

 

 

【4】底つき体験

 

もう嫌だと一度は思ってもまだご家族がギャンブルをやめられないのなら、厳しいお話しになりますが、それはきっと「底つき体験」ではありません。

 

「底つき体験」とは「本人が嫌で嫌で、もうこんな思いをしたくないからギャンブルに行かない」という状態になることですから、やめられないのであれば、それは単なる「苦しい体験」にすぎないということになります。

 

 

底つき地点は人によってそれぞれで、〇〇すれば大丈夫というものでもありません。まずは、上に上がるしか道はないところまで落ちるのを待ってみてください。

 

(底つき体験をしなくてもギャンブルをやめられると聞いたことがありますが、そもそものハマりっぷりが浅い人なのでは?(=依存症ではない)と思っています。)

 

 

 

家族としてもここが一番の山です。一番キツイことろです。

 

本人が底つきをするまで、ギャンブルを「興奮や快感を得られるもの」「稼げるもの」ではなく、「行ったら苦しくなるもの」として本人が脳内に書き換えるまで、「タフラブ(手放す愛・見守る愛)」で待ちましょう。

 

 

 

 

【5】自分の頭で考えてもらう

 

依存症は健全な脳(大根)がたくあんになってしまう状態、ともたとえられます。

シャキシャキの新鮮な大根には戻れませんが、せめて歯ごたえがよいたくあんになってもらうため、「脳トレ」を促し、ふだんから「あなたのことが知りたいから、どうしてそう思うか教えて」などと疑問を投げみましょう。

 

ギャンブル依存症は「プロセス依存」と細分化されているため、考えさせるのは理にかなっている気がします。

 

 

■GA

ただ GA に通っているだけでは時間がもったいない。

 

GA に行ったら、皆さんの話を参考に少しでもまたギャンブルを再開しない方法を、頭を使い本人に置き換えて考えてもらいましょう。

 

 

■原因

どうしてギャンブルにハマったのか、トリガーとなった原因を深く考えてもらいましょう。そして同じことをしないように策を練りましょう。

 

たとえば、仕事上でのストレスが原因の場合。仕事の何が原因なのか、深く掘り下げて考えます。

 

・〇〇さんの言い方や接し方なのか
・ノルマがキツイ、接客などの仕事内容なのか
・空調が効きにくいなどの環境なのか

 

細かく分析し、原因を取り除く方法を探して対応しましょう。

 

 

■顧客満足度

顧客と書きましたが、相手は取引先ではなく、私たち家族や身近な人です。

 

自己中を防ぎ、関係性を円満にするために、私たちが何を求めているのか、何をしたら「ありがとう」が聞けるのかを考え抜いてもらいます。満足度が上がれば成功体験になります!

 

 

■棚卸し

本人が自分の過去を振り返り、自分を見つめ直すのが「棚卸し」と呼ばれる作業です。本人自身の気持ちに耳を傾けてみるよう伝えましょう。

 

苦しいなと感じたり、一気に自分と向き合うとダメージが大きい人もいますので、急かさないよう少しずつゆったりと向き合うよう見守りましょう。

 

 

 

 

【6】ささやかな楽しみを見つけよう

 

・休みの日には〇〇をしよう!
・本を読めばなんだかスッキリする
・〇〇すれば気分が上向きになるなぁ など。 

 

何でもOKですが、ポイントはストレス発散ではないということ。

 

ストレス発散ではギャンブルに代わる依存先を探すことになるので、ストレスを忘れられる何かではなく、ストレスを受けても上手に気分転換ができる何か

 

もっというと、ストレスがなくても〇〇がしたいと思え、〇〇をすれば自己満足度が上がる何か。本人が賭けたいという衝動を躱せ、自分をコントロールできる何かです。

 

 

 

これらは「代替行動」と呼ばれています。見つけるのが難しいと言う意見も多く聞きますので、夫が精神病院でもらってきたプリントに書いてあった具体例を挙げておきます。

・読書
・スポーツ
・ランニング
・筋トレ
・映画
・プラモ・ブロックでの創作
・料理
・掃除
・育児

※たばこ、酒、ゲーム、買い物は新たな依存を起こす場合があるので適量を決めて。
※お喋りの場合は、言いやすい一人の人だと相手の負担大になるので、趣味を通じたオフ会などを介するといいと思います。

 

 

「本気で見つけられない…」という方は、家計の足しに副業、必要に迫られている家事を一生懸命やったって全然構わないのです!

 

こんな機会だからこそ本人に合う何かを探しに、可能ならいろいろ一緒にチャレンジしてみてください。

 

うちの場合、夫は無趣味だったので最初は無理に探さず料理・育児をしていました。そして今ではなんとサウナーになっています。男性のサウナーは多いらしく、年齢が上がるとハマりやすいみたいです。

 

 
 

【7】人生の目標・抱負

 

「〇〇さんのようになりたい」とロールモデルを見つけたり、「〇〇できるようになりたい」と想像してもらいましょう。

 

本人が自分を幸せにするために目標を持てるよう、家族としては自己肯定感を高めるような感謝・励まし・賞賛などの声かけをしてあげましょう。

 

目標達成の時期もいつでもいいですが、初めは短く 1 週間後などに設定しておき、考えられるようになったらどんどん先の目標を考えてもらったり、一緒に考えてみましょう。

 

 

知見を広げるため、収入を上げるため、気軽にギャンブルできない外国で暮らしてみたい、そのためにビジネス英語取得と社内根回しに奔走している最近の夫です。

目標を据えることで回復が加速していく気がします。

本人にとっても目標を一緒に見守ってくれる家族がいるなら心強いはずです。

 

 

 

 

ギャンブルをやめさせる7つの方法【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

 

・カムアウト
・お金の管理をまかせてもらおう
・ギャンブル情報を遠ざけよう
・底つき体験
・自分の頭で考えてもらう
・ささやかな楽しみを見つけよう
・人生の目標・抱負

 

 

おそらく長い間ギャンブルをやめられている人は、ほとんどもしくはすべてしっかりとやっているのではないでしょうか。

 

実は>>>0円でできる10の対策にも同じようなことを書いていますが、何が違うのかといえば、気持ちの問題です。

 

意志や熱血根性論は依存症の前では無意味と言われていますが、ギャンブルをしないことで、本人が自分は幸せになるのだと「覚悟」を持って治療に臨むということです。

 

そして「時間あり」「お金あり」のカードを絶対に揃えないようにしましょう。

 

 

 

依存症者は偏屈・頑固者、かつプライドが高いため、人の話をあまり聞かない人も多いと思います。行動を促すのが難しいかもしれませんが、成長(回復)には「痛み」が伴うのが常

 

必要なのは「勇気」「行動力」ということを理解したら、急激に回復していくのではないでしょうか。

 

あなたや家族に笑顔が少しでも早く戻りますように。

 

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コメント

  1. 藤本登 より:

    有難う‼️わかっているが意思が弱く出来ません。が、もう一度挑戦します。本当に死ぬ気持ちで。

    • 名尾 たまき名尾 たまき より:

      コメントありがとうございます。
      苦しいお気持ちお察しします。

      家族側からのブログということで
      不快な思いをさせていましたら恐縮ですが、
      寛解するように陰ながら応援しています!!

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